SD少女サイズ フリルワンピースの作り方(4、袖をみごろと縫い合わせる)

0,はじめに  1,下段フリルにレースを付ける  2,ギャザーをよせて下段フリルと裏裾フリルを接ぐ  3,みごろとヨークを接ぐ  4,袖をみごろと縫い合わせる  5,袖下〜脇を縫い合わせる  6,みごろと裾フリル  7,後ろ中心〜えりぐり  8,仕上げ

 

袖山にギャザーをいれた袖を縫い付けます。ここが、このワンピースで一番難しいところです。。
まず、袖のパターンに書いてあるギャザーよせ部分に、しつけ糸2本どりで細かくぐしぬいをして、4cmに縮めます。
ここのギャザーは、均一によせるのではなく、袖山(袖の中心)がいちばん多めに入るようにギャザーの入れ始めと入れ終わりは少なめに入るように、意識してよせるのがコツです。あまり極端に増減する必要はありませんが、袖山に向かって徐々にギャザーが多めになり、また終わりに向かって少しずつ少なくなるようによせると、とてもきれいな袖山に仕上がります。
そして、できるかぎり右袖と左袖のギャザーの入り方が左右対称になるようにしてください。逆に、袖山にギャザーが少なくなってしまったり、右袖と左袖でギャザーのより方があまりにも違うと、見頃に付けたときに不格好になってしまいます。
ちょっとした行程ですが、ここは丁寧にギャザーをよせてあげてください。

 

ギャザーを寄せたら、指でつぶしてギャザーをおちつかせておきます。平らにしてある方が縫い合わせやすくなります。

 

そして、見頃の袖ぐりと中表に縫い合わせていきます。このとき、袖には前後があるので、注意してください。
このパターンでは、袖下線に、前側の目印になるノッチをひとつ入れています。目印はノッチでなくても何でもOKなのですが、とにかく前後を間違えないように気をつけてください。

ここはカーブも小さくてとても縫いにくいので、一度に縫い合わせるのは難しいと思います。
合い印どうしを合せて、脇から袖山のギャザー止りくらいまで縫ったら、一度ミシンからはずして、後半をまたピンで止め直して縫う・・といった感じに、2回くらいに分けて縫うと良いです。このとき、なるべく袖山(肩線との交点)では切らないようにしてください。袖山でステッチを縫いつなぐと、袖山がきれいに出ない事があります。途中で止める場合は、つなぎ目はなるべく目立たないところにつくるのがコツです。

 

このときは、袖パーツを上にしてミシンをかけると、ギャザーのようすを確認しながら縫えるので、いいとおもいます。

 

↓袖ぐりの縫い代は、みごろ側にたおしておきます。

 

↓これは失敗例。。わかりにくかったので線を入れてみましたが、こんな風に見頃が折れて縫い込んでしまうことがよくあると思います…こうなった場合は潔くほどいて、この部分だけ後から縫い直してください。前後で返し縫いをしておけば、ミシン目の途中で縫いつないでも大丈夫です。もし、どうしてもうまく出来ない場合は、しつけをするか、ここだけ手縫いで縫い合わせてしまうのも手です。その場合は、なるべく細かく(ミシン目と同じくらいの幅で)半返し縫いをしてください。

 

↓表から見た状態です。袖山のギャザーの入り方は左右対称にきれいに出来ているか、縫い込んでしまったところは無いか、チェックしてみてください。袖付けは一番難しく、かつ失敗が目立つところなので、ここでまずいと思ったら、納得のいくまで縫い直しちゃってください。この時点なら、まだ袖をほどくだけで直せますので。

 

うまく袖を付けられたら、袖ぐりに切り込みを入れておきます。

 

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0,はじめに  1,下段フリルにレースを付ける  2,ギャザーをよせて下段フリルと裏裾フリルを接ぐ  3,みごろとヨークを接ぐ  4,袖をみごろと縫い合わせる  5,袖下〜脇を縫い合わせる  6,みごろと裾フリル  7,後ろ中心〜えりぐり  8,仕上げ

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